月商100万円を達成するための最強のEC運営術はどんな本?|WEBマーケティングの全体像を具体的な施策から学べる

今回紹介する本は「月商100万円を達成するための最強のEC運営術」です。

この本はこんな人におすすめです。

  • WEBマーケティングを通してどのように事業の0→1を立ち上げるかを理解したい人
  • これから個人になにかしらのサービスを立ち上げたいと思ってる人
  • WEBマーケティングの全体像を理解したい人

月商100万円を達成するための最強のEC運営術はどんな本?

月商100万円を達成するための最強のEC運営術はECサイトを運営する上で月商100万を達成するためにどんな施策を実行する必要があるかをステップ毎に分かりやすく具体的に解説してくれています。

「ECサイトには携わらないので私には関係ない」

そう思われる方も多いかと思いますが、ECを成長させるメソッドはネットビジネスを成長させるための大事な要素が多く詰まっており、他のビジネスにも横展開が充分可能かと思います。

本書はWEBマーケティングの全体像が掴めてそれでいて具体的な施策の解説にまで落とし込んでいるかなりの良書かと思います。

WEBマーケティングをこれから学びたいと思う人には是非読んで欲しい内容です。

本書では下記を

ECの売上を伸ばすために大事な5つの要素

ECサイトを作っただけでは売上は上がりません。売れるECサイトには重要な下記の5つの要素があります。

  • 営業活動
  • 独自性の強調
  • コンセプトの明確化
  • SNSの活用
  • お客様との関係性

これらはECだけではなくネットビジネスをする上でもとても重要な要素です。
簡単に解説していきます。

営業活動

営業活動とは名前通りの意味です。積極的にユーザーと接してコミニケーションをして自社商品を訴求することはネットでビジネスをする上でもとても大切です。

特にネットだとどうしてもユーザーとの物理的な距離が遠い分、営業に対する意識は薄れがちです。
しかし本質的にはマーケティングも営業もモノやサービスを売るという点においては同じです。

独自性の強調

自社にしかない強みをしっかり持っていることが大切です。

自社独自の強みがないと競合商品が出現したときに簡単にシェアを奪われてしまいます。
本書ではモノとしての優位性だけではなく、人やサービスを通しての優位性を作ることが大切だと述べています。

コンセプトの明確化

このブランドは誰に向けてのどんなブランドかというメッセージ性をしっかりと確立することが大切だと述べています。

そうする事により、そのブランドのメッセージ性に共感してくれるユーザーが集まり売上という結果にもつながります。

SNSの活用

営業活動をする上で有効なプラットフォームとしてSNSを活用することが重要だと本書では述べています。
SNSのプラットフォームは広告やコンテンツの発信に適した場所ですし、お客さまとの双方向のコミュニケーションが促進される点も非常に有効です。

お客さまとの関係性

ECサイト運営においてお客さまとの関係構築に焦点を充てることが大切であると本書では述べています。
SNSやブログ発信等はどうしても投稿者側の一方通行の投稿になりやすいですが、お客さまとの双方向のコミュニケーションの場として有効活用するのが大切だと本書では述べています。

個人的にはこの「コミュニケーションをしっかり取る」というのはとても大切な箇所かと思います。

「ヒト」+「モノ」+「コト」=100点で売れる理由が成り立つ

本書では売れる理由をデザインするにあたり大切な指標として「ヒト」「モノ」「コト」の3要素が重要であると解説されています。

ヒト要素は、お店の愛され具合を示す要素です。たとえば、「店主に愛嬌がある」「面白いお店だ」「コンセプトに共感する」などです。
商品自体の機能性よりも、お店として愛されていることを指しています。

モノ要素は、商品の機能性や技術力、デザインや世界観などを指しています。
つまり「いかにいい商品であるか?」というモノ周辺の諸要素で戦うことです。

コト要素とはお客様へ商品を紹介する見せ方、「提案軸」と定義します。
例えばチョコレート菓子のキットカット。受験シーズンは「きっと勝つ」をもじってキャンペーンを打ち出し、バレンタインシーズンはまた別の軸で打ち出していますよね。

この「ヒト」「モノ」「コト」という3要素が組み合わさり合計が100点になった時、商品が売れると本書では述べられています。

競合商品が溢れかえっている現代ではモノ要素だけで差別化するのは非常に難しいの現実です。

ヒト要素、コト要素を取り入れてビジネスを伸ばしていく必要があります。

認知→コミュニケーション→購入→リピート購入のフェーズを意識する

商品を購入するまでにユーザーはどのような経路を辿って購入につながるかをしっかりと理解することは大切です。

認知からリピート購入までのフローとして下記の流れ

  1. 新しくネットショップの存在を知る
  2. 認知しているがSNSはフォローしていない
  3. 商品は未購入だがSNSはフォローしている
  4. SNSフォローの有無にかかわらず、一度は商品を購入している
  5. SNSをフォローをしていて、商品を購入している
  6. 何度も購入している

ザックリと考えただけでも「見込み顧客」からリピートまでの過程では、これだけのフェーズがあります。

フェーズに合わせて最適なチャネル(SNSを活用するか、広告を活用するか)と最適なコミュニケーションが必要になります。

この流れをしっかり理解して現段階ではどこに注力すべきなのかというのをしっかりと見極める必要があります。

まとめ

今回は「月商100万円を達成するための最強のEC運営術」を紹介しました。
上記で紹介したこと以外にも効果的なSNSの使い方や広告運用をする上でのCPAの考え方等、大変参考になるものばかりでした。

是非手に取って読んでいただきたい書籍です!

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