今回紹介するのは「ネット広告クリエイティブ打ち手大全」という本です。
ネット広告のAI化が進む中でますます重要度が増してきているのがクリエイティブです。
クリエイティブとはバナーやランディングページ、キャッチコピー等の視覚的コンテンツを指すものと理解して頂ければと思います
どれだけWEBマーケティングの戦略が正しくてもそれを実装できる力がなければ何の意味もありません。WEBマーケティングを成功に導く上で一番重要な指標はクリエイティブの精度だと僕自身強く感じたのでこの本を今回紹介させて頂きました。
この本はこんな人におすすめです。
- マーケティングにおけるクリエイティブの重要性を理解したい人
- どのようなステップでクリエイティブを作成していけばいいか把握したい人
- これからWEBマーケティングの仕事に従事したい人
特に大事な箇所である
- バナーからLPの設計方法
- コンバージョンのためのコピーライティングの考え方
- 成果を出すためのバナー製作の考え方
上記を解説していきます。
バナーからLPの設計方法
コピーライティング、 バナー、LPには、それぞれにノウハウが存在します。
しかし、最も重要なのは、それら全体が1つのストーリーを形成し、ペルソナの気持ちを購入に向けて動かすことができるかどうかです。
当たり前ですが、突然「買ってください」ではなかなか売ることは難しいです。
ペルソナが何に悩み何を望んでいるのかを理解できれば、自社の商品がその悩みを解決できることを伝えることで購入の可能性は高くなります。
そのためにはペルソナの興味関心を維持しながら順序立てて説明していくことが大切です。
下記のブログが参考になるかと思うので是非確認して頂ければと思います。
https://digiful.irep.co.jp/blog/38771617536
コンバージョンのためのコピーライティングの考え方
伝えるのは特徴ではなくベネフィットであるという事をまずはしっかりと念頭に置いておきましょう
ベネフィットとは直訳すると「便益」「恩益」という意味です。
上記を念頭に置いた上で成果を狙えるコピーには「型」があります。
- リアルイメージ型
- 比較型
- ターゲット絞込型
- 共感型
- 指摘型
- 感情移入型
例えば太らないカレーという商品があったとして下記のようなコピーのパターンが作れるかと思います。
- リアルイメージ型:ご飯をよそう、罪悪感なし。太らないカレーで、毎日がもっと楽しく。
- 比較型:従来のカレーと変わらない味、でもカロリーは半分以下。健康を第一に考えた選択です。
- ターゲット絞込型:ダイエット中でもカレーを諦めないあなたへ。満足感ある一皿で、美味しくカロリーコントロール。
- 共感型:私たちもカレーが大好き。でもカロリーは気になる…だから作りました、太らないカレー
- 指摘型:食事での小さな積み重ねが、大きな違いを生む。今日から太らないカレーで健康的な生活を。
- 感情移入型:カレーの日も、安心して。低カロリーで体に優しい、太らないカレーをあなたに
このように型に対してキャッチコピーを作成して検証していくことが大切です。
成果を出すためのバナー製作の考え方
まず良いバナーの定義とはなんでしょうか。
デザインがかっこいいバナーでしょうか?
シンプルで見やすいバナーでしょうか?
答えはクリック率が高いバナーです。
定量的に考えることが大事であり、感覚的になんとなく良さそうという基準でバナーを選んでしまったら効果を正確に測定することは困難になります。
バナー制作で目指すべきゴールは「高いCTRが得られる」ことをゴールに置く事です。
上記を念頭に置いた上で成果を狙えるバナーには「型」があります。
- キャッチコピー型:キャッチコピーが一番目立つ位置に配置するやり方
- テキスト型:文字中心+限定訴求+独特のテイストで訴求
- UI/UX型:商品の一番の盛り上がるワンシーンをバナーにするやり方
- クチコミ型:実際のお客様の声と写真をバナーに組み込むやり方
- 比較型:画像を使って対比するやり方
というのがあります。このような型を参考にしつつクリック率の高いバナーを制作することが大切です。
今回紹介したバナーの型とは少々異なりますが、実際のバナーの制作物と照らし合わせてイメージを掴んで頂ければと思います。
https://enpreth.jp/media/ad-design-layout
この本を通して実行できること
この本を通して実行できる事としては、まずは小さい範囲で自分でクリエイティブ制作から運用まで一気通貫で経験してみて効果のでるクリエイティブとはどのようなものなのかを経験するのがいいかなと思いました。
勿論、時間も工数もかかるし大変な作業ではあるのですが、自分で手を動かして実践していかないとなかなか身につかないかと思うので一度経験してみることがおすすめです。
僕自身もその作業をする上でこちらの「ネット広告クリエイティブ打ち手大全」は大変参考になったのでおすすめです!
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